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2014年4月28日 (月)

【コラム-040】:V.Williams分類が役立つのは、TdPの時。

Vaughn-Williams分類は、旧い・旧いと云われつつ、無くなりません。薬理学的には、少々問題があっても、実臨床で、わかりやすい分類だからです。

絶対に覚えられないSicilian Gambit分類(しかも、即治療の役に立ちにくい)は、なんとなく表舞台から消えています。

 V.Williams分類が、特に有用なのは、副作用を考える時です。

【TdPは、Ia群とIII群とIV群の使用時で、発生する】

 正確には、

◎ III群のアミオダロンは、VT/Vfを抑止に働く。

◎ IV群では、ベプリジルだけが、TdPを起こす。

 と、注釈が要ります。

 なぜ、TdPが起きるかは、別で学んで頂くとして、下記の表の太字の薬物を服用していて、失神発作があったら、TdPを想起して下さい。

 特に、低カリウム血症があったら、とても危険な状況です。

040tdpvwilliams2

 III群、IV群で、特に性質の異なる薬物を、無理矢理ひとつにまとめているのが、欠点ですが、今のところ、(実臨床で使いやすい)この分類を超える提案は、出ていません。

 第三の病歴=薬歴=を探るために、この分類表は、ポケットかiPhoneかiPadに覚えさせて下さいね。

 

TdP = Torsades de pointes.

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Tdp2



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